毎晩オムライスを食べ、ケチャップで言葉を交わす恋人たち。
「毎日同じ料理では飽きるのでは?」
そんな疑問を吹き飛ばす主人公の並々ならぬオムライス愛に、冒頭から思わず笑ってしまいました。
卵の焼き方を変え、中身を変え、ソースを変える。
そしてケチャップで、大切な人へ言葉を届ける。
なんとも可愛らしい二人の日常なのですが――この物語、それだけでは終わりません。
オムライス、古びた鍵、そして打ち上げ花火。
一見すると結びつきそうにない三つのお題が、ハイテンションな展開の中で、思いもよらない形へ繋がっていきます。
主人公のオムライスへの本気すぎる情熱に笑い、恋人たちのやり取りに頬が緩む、楽しくて可愛らしい短編でした😊✨
さて――あなたなら、大切な人へケチャップで何と書きますか?