2026年5月19日 19:45
イタリアの鐘への応援コメント
莉石チヅルさん、私の企画に参加していただいてありがとうございます。あなたの近況ノートに書かせていただきましたが、同じ時代の同じ頃を題材に私も小説を書きましたので、親しみを持って読ませていただきました。序盤ですが、「鐘の音が脳をつんざく。今日何度鳴ったか分からない音に、アンナはギリギリと歯を食いしばった」アンナ、どこにいるんでしょう? そんなに近くで聞こえるのですか? 病熱による幻聴みたいな感じなのかな。ちょっと疑問に感じます。ご存じでしょうか、カトリックでは自殺は禁じられています。十戒に反するとなっています。もっとも、本作の展開ならばやむを得ない面もあると思いますが、そこでアンナに教義を思い出しての葛藤の場面があれば、説得力が増すと思います。通読して思うのは、これ別に14世紀の黒死病下のイタリアじゃなくても、疾病が流行った地域ならどこでも同じ展開が可能だな、と。つまり、舞台と設定を拝借しているだけ、という風に感じられます。黒死病になると、首に黒ずんだ血栓ができ、顔も黒ずんで、一週間程度で死んでしまいます。そういう描写があれば、舞台設定も生きてくると思います。など思いましたが、文章はとても上手です。プロットを丁寧に組み立ててみてください。それではこれからもお互いに頑張りましょう。
作者からの返信
感想ありがとうございます。丁寧に読んでいただけて嬉しかったです!カクヨムではライトノベル系の作品が多い中で、こうして本気の純文学の作品を求める企画を立ち上げてくださったこと自体、とても嬉しく思っています。同じ時代を題材にした作品を書かれている方に読んでいただけたことも光栄でした。鐘の音や自殺についてのご指摘も、なるほどと思いながら読ませていただきました。カトリックで自殺が大罪とされていることも承知した上で書いていました。この作品で私が書きたかったのは、「その世界ならではのもの」というより、そんな世界の中にも、どこにでもいるような女の子の視点でした。アンナは、理や教義をきちんと理解できるような子ではなく、教えてくれる人もいなくなってしまった不明確な世界の中で、ただ苦しみや恐怖に晒されている存在として描いています。だからこそ、自殺が罪であるというその時なら当たり前の理屈よりも、目の前の苦痛や孤独の方が、彼女の中ではずっと大きなものになってしまっています。病気の進行についても、「重篤な感染症に共通する初期症状であること」は分かっても、それが本当にペストなのかさえ断定できないような、不安定で曖昧な感覚を書きたい気持ちがありました。そのため、歴史的・医学的な描写よりも、アンナの感覚や雰囲気を優先している部分があります。ただそこはロマン重視をしてしまったので、歴史小説を書くという自覚が足りておらず、凄く無責任だったことや、この小説にとってペストは中心のテーマではなく、世界の終わる感覚を増幅させるための装置として使ってしまったことなどに気付けました。本当にありがとうございます。反省し、歴史に真摯に向き合っていきたいと思います。いただいたご意見を読んで、自分が書きたかったものも改めて整理できた気がします。これからも自分なりに模索していきたいです。文章を褒めていただけたこと、すごく嬉しかったです。ありがとうございました!お互いに頑張りましょう!
2026年5月16日 18:29
家族や親しかった人々を「美しい花」と称し、自分を「神に見放され、悪魔の目にも入らなかった」売れ残りのように捉える心理描写が切なすぎます。頭が良くないと思い込んでいるアンナの、純粋だからこその諦めが胸を締め付けます。
イタリアの鐘への応援コメント
莉石チヅルさん、私の企画に参加していただいてありがとうございます。
あなたの近況ノートに書かせていただきましたが、同じ時代の同じ頃を題材に私も小説を書きましたので、親しみを持って読ませていただきました。
序盤ですが、「鐘の音が脳をつんざく。今日何度鳴ったか分からない音に、アンナはギリギリと歯を食いしばった」アンナ、どこにいるんでしょう? そんなに近くで聞こえるのですか? 病熱による幻聴みたいな感じなのかな。ちょっと疑問に感じます。
ご存じでしょうか、カトリックでは自殺は禁じられています。十戒に反するとなっています。もっとも、本作の展開ならばやむを得ない面もあると思いますが、そこでアンナに教義を思い出しての葛藤の場面があれば、説得力が増すと思います。
通読して思うのは、これ別に14世紀の黒死病下のイタリアじゃなくても、疾病が流行った地域ならどこでも同じ展開が可能だな、と。つまり、舞台と設定を拝借しているだけ、という風に感じられます。黒死病になると、首に黒ずんだ血栓ができ、顔も黒ずんで、一週間程度で死んでしまいます。そういう描写があれば、舞台設定も生きてくると思います。
など思いましたが、文章はとても上手です。プロットを丁寧に組み立ててみてください。それではこれからもお互いに頑張りましょう。
作者からの返信
感想ありがとうございます。
丁寧に読んでいただけて嬉しかったです!
カクヨムではライトノベル系の作品が多い中で、こうして本気の純文学の作品を求める企画を立ち上げてくださったこと自体、とても嬉しく思っています。
同じ時代を題材にした作品を書かれている方に読んでいただけたことも光栄でした。
鐘の音や自殺についてのご指摘も、なるほどと思いながら読ませていただきました。カトリックで自殺が大罪とされていることも承知した上で書いていました。
この作品で私が書きたかったのは、「その世界ならではのもの」というより、そんな世界の中にも、どこにでもいるような女の子の視点でした。アンナは、理や教義をきちんと理解できるような子ではなく、教えてくれる人もいなくなってしまった不明確な世界の中で、ただ苦しみや恐怖に晒されている存在として描いています。
だからこそ、自殺が罪であるというその時なら当たり前の理屈よりも、目の前の苦痛や孤独の方が、彼女の中ではずっと大きなものになってしまっています。
病気の進行についても、「重篤な感染症に共通する初期症状であること」は分かっても、それが本当にペストなのかさえ断定できないような、不安定で曖昧な感覚を書きたい気持ちがありました。そのため、歴史的・医学的な描写よりも、アンナの感覚や雰囲気を優先している部分があります。ただそこはロマン重視をしてしまったので、歴史小説を書くという自覚が足りておらず、凄く無責任だったことや、この小説にとってペストは中心のテーマではなく、世界の終わる感覚を増幅させるための装置として使ってしまったことなどに気付けました。本当にありがとうございます。反省し、歴史に真摯に向き合っていきたいと思います。
いただいたご意見を読んで、自分が書きたかったものも改めて整理できた気がします。これからも自分なりに模索していきたいです。
文章を褒めていただけたこと、すごく嬉しかったです。
ありがとうございました!お互いに頑張りましょう!