しんしんと雪の積もる信濃国、木曽谷の景色が浮かぶような素敵で儚いオープニング。
白と赤のコントラストや、兎の生命の灯火が生滅の切なさや抗えぬ弱さを感じさせつつ
日本古来からの役割にとらわれない自由や思考。芯のある巴御前の狩りの姿が気高く美しいです。
母の鎖に縛られ、兄たちの無邪気な疎外の中
兼遠お父さんが巴のことを想ってるのもいいですし
修羅の産声、鬼神誕生のゾクゾク感!!
祇園精舎の鐘の声が聴こえてきそう
平家が栄華を極め、わが世を謳歌している時代、いち早く源氏の武威を示す義仲さん。
一途な想い恋心、巴御前の武の才!
ただ守られる側ではなく守りたい。戦場でも傍らにあり、彼を支える健気な心と猛々しい心を併せ持ち、なんと言っても恋力も武力も知力も高いなんて素敵です。
巴御前の物語が好きで読む側でしたが、やっぱりいつか自分も書きたいと思いました。
女という名の檻を駆ける ―修羅と喚ばれた巴御前の真実-引き続き読みます。