人間模様がとても上手く書かれていると思います。
小学生ってこんな感じだよなぁとか、大人になって仕事の悩み、環境で友達との関係性とかが変わっていく。そんなあるあるだよなぁと、等身大の人間の姿が書かれていると思いました。
主人公の未雪ちゃんですが、自分が無器用だからと、すぐにあきらめたり逃げ出したりしてしまう。でも、何か反発されたり、お前には無理だと言われたら、負けず嫌を発動します。本当に普通の子という感じで、一番身近に感じ彼女と成長できるお話になっていると思います。
それから、個人的な推しは多田くん。めっちゃ紙漉きオタクです。普段寡黙なのに面白いくらい饒舌になります(笑)そして、あんまり乙女心わかってないんですよね。そういうところも彼の魅力だと思います。
物語を通して、紙の歴史や作り方の勉強にもなります。
文章も美しいので読み始めたら止まらなくなります。一度読んでみてほしいです。