八への応援コメント
"「猪、かわいそうですね」"
美味しい役をいつも彼が持っていたので、私もお気に入りでした。
あのような心の距離感を描いてくださりありがとうございます。
私はこういうものが好きです。
作者からの返信
アタオカしきさん、感想を書いていただいてありがとうございます!
本作がカクヨムの読者の読む作品とかけ離れている自覚はありましたので、こうして読んでいただけて、感想をいただけるのは本当に嬉しいです。
漱石の草枕をオマージュしていても、とても漱石のような知性も思想も持っていないので、自分の感覚、素朴な自然賛歌、人間賛歌を書いてみたのです。猪を殺すのはためらいもあったのですが、物語を終わらせるためにこういう形を取りました。他の終わり方も考えたほうがよかったかもしれません。考えておこうと思います、ありがとうございました。
八への応援コメント
構造レベルでかなり『草枕』を意識している作品だとわかりました。かつこの作品のベクトルが漱石への応答として、しかも意図的に反転させているように読めます。あと、見当違いかもしれませんが、筆致からは漱石『草枕』よりも第三の新人、特に庄野潤三を感じました。感情がほぐされていくような、繊細かつ美しい作品を読ませていただき、ありがとうございました。
作者からの返信
楠本さん、感想を書いてくださってありがとうございます!
序盤こそ背伸びして文芸的な事を主人公に話させたのですが、これどうやって終わらせるんだ、主人公は画家じゃないから本家みたいに終わらせられんぞ、という事で、漱石の作風からはさっさと逃げて()、鶴甲、六甲山の自然の美しさや、命の尊さ、康太のほのかな再生という事をテーマに書き終えたのです。作風は違うものに成り果てましたが、個人的には好きな一作になりました。が、習作というレベルだな、とは思っておりまして、そのように褒めていただいてとても嬉しいです。
カクヨムにはほとんど存在しない小説だと思いますので、だからこそ投稿しておくことには意義があるだろう、と思っています。流行りの真逆を行ってナンボじゃ、とか天邪鬼な事を思っているのです。