まさにその『違い』のうちの一つの考え方に斬り込んだ一作です。と言いつつも、実際にこれからどうなるかは分からないわけで、それを考えると『なるほど! そう言う考え方もあるよね!』という断面のうちの一つを見事にテーマ・主張として明示しています。
また、この作品は一組の姉妹の会話として描かれていますが、『二人の人間の組み合わせ』が絶妙ですね! 兄弟? 兄妹? 姉弟? ……ううむ、なかなかしっくりこない。
本題からは大きく外れますが、この『女性が二人で話している』という場面設定が実に見事だと思います。僕は男性ですが、拝読していると、どこか女性にしかない包容力や思考の深さのようなものが見受けられます。そのお陰で安心して拝読できる、という面は読みやすさに少なからず貢献しているように思います。