二章 何もいらないへの応援コメント
自主企画へのご参加ありがとうございます。
ここまで拝読しました。
「人魚の歌」という幻想的な題材を使いながら、中心にあるのはかなり生々しい感情だと感じました。
水の中にいる時の自由さ、歌うことへの欲求、それが人を惹きつけてしまう危うさ。
綺麗なものと怖いものが同じ場所にある感じが良かったです。
羽波の語りも、少しひねくれていて、でも弱さが見えるところが印象的でした。
裕海への想いもまっすぐな純愛というより、執着や不安まで混ざっていて、その濁りが作品の味になっていると思います。
海や漁、三浦の空気感も丁寧で、物語全体に潮の匂いがありました。
ファンタジー設定はありますが、人物の感情がちゃんと湿っているので、ただの設定ものになっていないところが良かったです。
続きも追わせていただきます。
作者からの返信
丁寧な応援コメントをありがとうございます。
新参者ですが、心を込めて物語を書いて参ります。
彼ら彼女らの人生を、どうかこれからも見守ってあげてください。
隅に隠れてへの応援コメント
企画への参加ありがとうございます。
この話、音楽室の空気がすごく良かったです。
灼熱、埃、カビの匂い、開け放たれた窓、グランドピアノ。
その中で沁音が歌う場面に、閉じた場所なのに妙な広がりがあって引き込まれました。
佐藤くんを巻き込んだ実験もかなり危ういのに、どこか青春の始まりのようにも見えて、その不穏さと瑞々しさの混ざり方が印象的でした。
作者からの返信
学校の教室の質感というのは、誰もが青春時代に刷り込まれるものですし、加えてグランドピアノの存在感で空間的な広がりを感じられたのなら、読む側の感性が素晴らしいとも言えます。
おっしゃる通り、かなり危ない実験です。
読了ありがとうございます。