彼女から、別れ話を切り出された。
ファンタジー、SF、伝奇、あらゆる世界がごちゃまぜになった学園都市 の図書室で。
冴えないサラリーマンいう立場から、そのカオスな世界へと転移して、鬼と超次元怪獣の遺伝子をもつボディーに脳移植され、英雄「撃墜王」となった彼は、彼女からあっさりふられた。
異世界転移しようとも、かつての自分からかけ離れようと、超生物となり果てようと。
自分が自分である限り、変わらないもの、離れられないものがある。
それを悟った彼あるいは彼女は、異世界へ来て、ようやく、人として生きることを始められたのかもしれない。