いついかなる時代においても巨大ロボットというものは素晴らしいものであると私は思う。特に、合体するものは最高だ。巨大な金属の塊が次々と空中でドッキングし、やがて大地に聳える最強の鋼の巨人が誕生するのである。これを、ロマンと呼ばずしてなんと呼ぼうか。
ところがどっこい、本作の主人公は合体ロボット……のAパーツという何とも言えないモノへと転生してしまった。困惑する中、わがままな王女様やデジタルな博士達と旅を続ける。あるときは王女様を腐敗から助ける為盗賊と戦ったり、またある時は何故か猫に包囲されたり。その冒険は、とても大変でどこか賑やか、そして読者から見れば愉快そのものであろう。
旅の果てに、残りのBパーツ&Cパーツを求める主人公。果たして、夢の大合体ロボに進化できる日は来るのか?