第6話 世界が死んだ日への応援コメント
ガウリロの体力に驚いています。
19歳時点で、肺結核に侵されていたのですよね。
骨にまで病巣が移行して、苦痛は極限。
十分な治療を受けないまま、劣悪な環境の監獄で
23歳まで生きていた。
凄くないですか!!
20歳を越えられないと思っていたのに。
明治期の療養施設に入っていた人でも、
そこまで長生きは出来ていなかったのでは??
(奇跡的に温存出来て、老年になって再発した事例も多数です)
彼の起こした悲劇を認識させる為だけに
誰かが、生かしていたのでしょうか……。
『ガウリロは悪魔に操られていたのかも知れない』
なんて、転生物の作品が1編、書けそうですよ。www
それにしても。こんなに絶望的な戦いだったとは
知りませんでした。
この歴史を、後世の人達は大いに学ぶべきです。
よい機会を与えて頂きました。
ありがとうございます。
作者からの返信
ですね。
私もガヴリロのその後は知らなかったので、劣悪な環境下でよく生きていたな。と驚きました。
作中でも語りましたが、この4年間は想像を絶する地獄であったと思います。
死刑より残酷だったでしょう。
彼を題材にしたコメディはさすがに書く勇気ないですね😅
たくさんの歴史物を書いてますが、扱いを間違えたら大変なことになる方々が複数いますので、慎重にはなります。
第5話 皇帝たちの悲鳴への応援コメント
怖い……。ひたすら怖い……。
こんなに、ひしひしと、確実に。
戦争の足音って、大きく響いて広がっていくんですか!!
現在の、ウクライナとロシアが被ってしまいます。
段々周辺国も巻き込まれていってますよね。
世界大戦なんて、冗談じゃないです。
私の息子や孫に、戦争の悲惨さを味わわせてはいけない。
戦争は、駄目です。
ぜったいに、ダメです!!
もっと、声を大にして、歴史の戦後の荒廃と悲劇を
訴えていきましょう!!
作者からの返信
ロシアウクライナ問題も
元を辿るとサラエボの銃弾が要因なりますので、100年以上経ってもガヴリロの放った凶弾は止まっていないんですよね😢
戦争はダメ。
これにつきますね。
物語の書き手として、平和への灯の一助となれるのであれば、これ程、幸せなことはないですね!
第4話 破滅への歯車への応援コメント
当初は『チェスのゲームが始まった』程度にしか
考えてなかった感が、否めません。
コメント欄を拝見し
残された、大公の子供達への、徹底した冷遇ぶりは酷いですね。
そこまでしなくてもと思いますが
継承争いで血で血を洗う事を厭わない概念からすれば
葬儀に最後尾であっても参列させてやった事は温情なのでしょう。
『身分違いの恋』で有名であったなら、尚更。
遺児達への注目もあったでしょうから、
いきなり存在を消す訳にもいかなかったのでしょう。
『サラエボ事件』をきっかけにして、
各国の思惑の渦中のエサになってしまった、セルビア国。
世界情勢の当時の思惑の掴みも面白いです。
ああ、一気読みに……。
作者からの返信
歴史上、不遇な運命を歩んだ遺児たちは多数いますが、彼らの運命は没落貴族の一言では片付けられない悲惨な未来でした。
身分違いの結婚を強行した父はロマンチックではありますが、子供たちに不遇な運命を敷いてしまった理由になってしまったのは悲しいですね。
因果応報なのでしょうか😢
第3話 世界が割れた日への応援コメント
あちらの国の皇族、王族は、みーんな辿れば親戚筋でしたよね。
それが、事をややこしくしてしまった要因でもあるのではないかと
憶測しました。
フランツ大公が、この事件に遭遇せず、存命であったなら
どんなにか血の通った善政を敷いて、世界中が良い流れになったであろうと
思わずにはいられません。
この作中の臨場感。その場に居て、見ている感じです。
>十四年。
身分違いの恋だと、世界中から後ろ指を指され、冷遇され、数え切れないほどの屈辱に耐え抜いてきた十四年間だった。
>ただ愛しているという、たったそれだけの理由で共に生き抜いてきた二人。今日という日は、その苦難の末にようやく手に入れた、公衆の面前で堂々と夫婦として並び立つことができた
↑↑ ココ、泣いてしまいました。
フランツ大公は、血に染まる妻の姿に、そんな想いだったかと……。
子ども達のその後が、とても気になります。
作者からの返信
最後まで読んでいただいておりますので、深くは語りませんが仰る通り度重なる政略結婚により複雑な親族関係がありました。
フランツに関しては作品のテーマ上、家族を愛する善良な王として描いておりますが、当時のスラブ民族が不当に扱われていることを黙認し、オーストリア=ハンガリー帝国を維持・強化するための政治的改革を計画していた背景から必ずしも善良な指導者であったかは議論の余地があります。
が、死の間際に繰り返し唱えた
「なんでもない。なんでもないことだ」は事実とされており、自身の死が招く未来を予知していたのでは?と考えさせられます。
第1話 結核の青年への応援コメント
毎回、どれ程、資料を調べてるのかと、感心しています。
そして、なんてワクワクさせてくれる事かと。
『サラエボ事件』
教科書にさらっと載る事案でしたが。
皇帝の血筋の者が、こんなにあっさり狙われるって、
どれだけ悪政を敷いていたんだろうか??
当時の私はそんな風にしか受け取っていませんでした。
面白いです!!
作者からの返信
全話への熱いコメント、レビュー、またギフトまでいただいてしまい、本当にありがとうございました😭
サラエボ事件──。
非常に有名な歴史の転換点ですが、日本の学校教育ではサラッと進んでしまいますし、当時の複雑怪奇な同盟関係も相まって学生さんには取っ付きにくい事件でもあります。
前提知識もあるのですが、間違って解釈や理解をしていないか確認したりしながら書いています。
自ら調べて整理し文章にすることで自分の中での解像度も上がりますし、楽しみながら書けるテーマでもありました。
第6話 世界が死んだ日への応援コメント
拝読致しました。
昔、第一次世界大戦について書かれた本を読んだことがありましたが、中立国ベルギーの辿った悲惨な運命が、とても印象的でした。だって、当時の世界最強の威を借りて武力蜂起を宣言するなんて、どこかの国でもにたような……(´・ω・`)
とまれ、欧州中を巻き込んだあの騒乱、そのきっかけとなった青年の物語は、とても興味深かったです。
その、誰も幸せにならない、あまりにも救いのない各自のエンディングも含めて……
作者からの返信
温かいコメントをいただき、誠にありがとうございます。
中立国ベルギーが辿った運命について触れていただき、ありがとうございます。仰る通り、歴史は時折、皮肉なほど同じような悲劇を繰り返しますね……。当時の弱小国が直面せざるを得なかった苦悩は、現代の私たちが歴史を振り返る上でも、非常に重く考えさせられるテーマだと感じています。
心に残る作品になれたことを誇りに思います。本当にありがとうございました。
最終話 永遠の哀歌への応援コメント
おー、てっぺいさん。面白かったです。また、勉強にもなる素晴らしい作品でした。前半はスリリングなクライムサスペンス、後半は、それによって引き起こされた大戦への怒涛の展開。最後は体制が崩壊して平和がもたらされると言う物悲いラスト。
史実をドラマ仕立てにして、テンポよく繋いだ筆致はとても読みやすく、心に訴えてくるものでした。
大公の子供たちが苦労はしたけど生を全う出来て良かったです。
ほとんど同文ですが、後でレビュー書きますね!
作者からの返信
本作をお読みいただき、さらにこれほどまでに見事なレビューを書いてくださり、本当にありがとうございます。
「サラエボ事件」という、ともすれば年号と単語だけの知識になってしまいがちな史実に対し、私の込めたかった「人間臭いドラマ」や「運命の連鎖」をこれほどまでに深く読み解いていただけたこと、筆者としてこれ以上の喜びはありません。
前半のスリルから、後半の怒涛の歴史の荒波まで、私の描写を一つひとつ丁寧に受け止めてくださり、まるで自分の書いた物語が新たな命を吹き込まれたような気持ちです。特に、「二発の凶弾」と「二千万人の命」というあまりに重い対比に目を留めていただけたことは、本作を書いて本当によかったと思える大きな救いとなりました。
「お勧め」という身に余るお言葉、一生の宝物にさせていただきます。
この作品を手に取ってくださり、最後まで見届けてくださり、本当にありがとうございました。
第2話 死神の誤算への応援コメント
拝読致しました。
まさかのフランツ皇帝暗殺をテーマにしている話に、読まずにはいられない(^_^;)
しかも、皇帝暗殺って、フランツ・ヨーゼフ通りという場所なんですか?
なんという偶然。
ハプスブルクの血筋のなかでは、異常にスケジュールにこだわる以外は、どちらかというと善良な皇帝であったと思ったのに、暗殺なんて……(´Д⊂ヽ
作者からの返信
おっしゃる通り、現場となった場所の名称には運命の皮肉を感じずにはいられませんよね。あの日、フランツ・フェルディナント大公が最期を迎えたのは、まさに「フランツ・ヨーゼフ通り」という、叔父であり時の皇帝であるフランツ・ヨーゼフ1世の名を冠した通りでした。歴史が「名前」という糸を使って、残酷な物語を紡ぎ出しているような……そんな不思議な因縁を感じます。
ちなみに現在は通りの名称は変更されています。
また、大公についても深く汲み取っていただきありがとうございます。史実のフランツ・フェルディナントは、確かに気難しく厳格な面も強かったようですが、一方でゾフィーへの一途な愛情や、不条理なほどに冷遇される妻を想う優しさなど、人間味溢れる一面も強く持っていた人物でした。
善良な人間が、ほんの少しの判断と不運の積み重ねで、歴史の大きな歯車に飲み込まれていく――その無常観こそが、この悲劇の最も恐ろしく、そして悲しい部分だと感じています。
第3話 世界が割れた日への応援コメント
おお、面白い! 大公暗殺は序曲に過ぎず、ここからこのお話の本編に入っていくのですね。壮大なスケールの好編です!
また来ますー。
作者からの返信
テンポ落とさず駆け抜けます!
また来て下さい😃
第1話 結核の青年への応援コメント
おお、てっぺいさん。これ面白いですね。すごく下調べしたうえで書かれていることがよく伝わって来ます。あと、文章が難しくないのに、丁寧で、格調高いのがいいですね。美文というより名文です。
第一話からスリリングなシーンが展開されていますが、確か銃弾に倒れたんじゃなかったかなあ、なのでまだまだ続きそうですね。
ゾフィーはウルトラマンの兄貴ですが、何か命名の由来があるんでしょうかね。
読み進めます。
作者からの返信
いつも応援ありがとうございます😊
本作は史実に沿って歴史を辿る構成ではありますが、サスペンススリラーを意識して、映画のような読み応えを目指しました!
ゾフィーの由来は知りませんw
最終話 永遠の哀歌への応援コメント
大公の子供たちが、こんなに苦闘していたとか知らなかった。
勉強になりました。
意外と安倍さんも同じように評されるのかな?
とか思ったりします。
トランプさんの暴挙を一期の時に唯一止めれる存在だった、って全ての当時のトランプさんの側近の回顧録に出てますので。
実際、イスラエルとアメリカとイランの間に入ってイランの核濃縮の問題で戦争を一度止めてますしね。
あんまり知られてないけど。
作者からの返信
最終話までお付き合いいただき、本当にありがとうございました!大公の遺児たちがその後ナチスの強制収容所に送られるなど、あの事件の波紋が第二次世界大戦まで彼らを苦しめ続けたという事実はあまり知られていないので、そこをお伝えできて執筆した甲斐がありました。
また、現代の政治状況との比較、非常に深く鋭い視点ですね。一人の指導者の存在や水面下の決断が、世界の巨大な均衡を保つストッパーになったり、逆にその喪失が崩壊の引き金になったりする……歴史は常にそういうギリギリのバランスの上で成り立っているのだと、本作を書きながら私自身も痛感しました。そこまで深く読み込んでいただき、一人の書き手としてこれ以上の喜びはありません。ありがとうございます!
第6話 世界が死んだ日への応援コメント
まあ、身分制度とかは変わるかもしれないけど、ある意味文化の崩壊だし。
どうなんだか、わかんないけど引き金を引いたのは確かですね。
作者からの返信
いずれ崩壊する運命にあったのかもしれませんが、あの青年の放った二発の銃弾が間違いなく「決定的な引き金」となり、すべてを最悪の形で早めてしまいました。
一人の若者の純粋すぎる狂信が、巨大な文化の終焉と数千万人の死を決定づけてしまったという、その事実の重さと虚しさが伝わって何よりです。
第5話 皇帝たちの悲鳴への応援コメント
ドイツは当時戦いの作戦をシステムのように考えてたからあほな事をするんですよね。
酷い話。
作者からの返信
まさにその通りですね!当時のドイツの「シュリーフェン・プラン」に代表されるように、緻密すぎる軍事システムや鉄道のダイヤグラムが一度動き出すと、もはや人間の意志では止められなくなるという恐ろしさが、第一次世界大戦の最大の特徴の一つだと思います。
第4話 破滅への歯車への応援コメント
大公の子供達がこんな悲惨な事になっていたとか。
中世ヨーロッパの庶子扱いなんですかね。
何という悲しい話。
作者からの返信
暗殺という悲劇で両親を突然失ったばかりか、皇族としての特権も財産も奪われ、葬儀の最前列にすら並ばせてもらえなかった遺児たちの境遇は、資料を調べながら私自身も胸が締め付けられる思いでした。帝国の無情なシステムの中に放り出された彼らの悲しみを感じ取っていただけて嬉しいです。
編集済
第3話 世界が割れた日への応援コメント
暗殺された大公がこんな身分違いの愛をはぐくんでいると思わなかった。
だから、逆にそれが残念さを感じます。
多分、想像以上の正しい心根の人物だったと思うから。
作者からの返信
歴史の教科書などでは、フランツ・フェルディナント大公は「帝国の横柄な権力者」という記号的な描かれ方をされがちですが、調べていくとゾフィーに対する愛情は本当に純粋で、深く心を打たれました。
世界中を敵に回してでも愛する妻との生活を選び、最期の瞬間まで妻と子供たちのことを想っていた彼の誠実な人間性が伝わって、作者冥利に尽きます。だからこそ、あの結末が本当にやりきれないですよね。
第2話 死神の誤算への応援コメント
ガチなんですね。
帰ってれば2000万人死なずに死んだと言う現実が重い。
優しさが最悪の展開になった。
作者からの返信
コメントありがとうございます!そうなんです、あの「致命的なルート間違い」も「大公の負傷兵への気遣い」も、恐ろしいことにすべて史実そのままなんです。
もし大公が冷酷な人物で、部下を置いて自分たちだけすぐに特別列車で逃げていれば、彼らは死なず、世界大戦も起きなかったかもしれない……。人間の優しさや思いやりが、結果的に2000万人の命を奪う最悪の引き金になってしまったという歴史の皮肉は、本作を執筆する上で一番描きたかった『無慈悲な運命の悪戯』でした。現実の歴史は、時として小説よりもずっと残酷ですよね。
最終話 永遠の哀歌への応援コメント
歴史にもしはないと言いますが
物語ではご都合主義なハッピーエンドを求めてしまうのです😭
今も世界で戦争が起こってますけど、ほんと戦いたがりが自分達だけでやっててください😭
作者からの返信
最後までお読みいただき、そして全話への熱いコメント、本当にありがとうございました!😭 作者としても「ここで誰かが踏みとどまっていれば…」とハッピーエンドのIFを願わずにはいられませんでした。現代にも通じる「上層部の都合で巻き込まれるのはいつも名もなき人々」という理不尽さ。戦いたがりは自分たちだけでやってくれ、というお言葉、まさに本作を通して一番伝えたかった思いです。一緒に感情移入して最後まで駆け抜けてくださり、本当に嬉しかったです!✨
第6話 世界が死んだ日への応援コメント
きっかけはそうだけど、動いた戦争したがりが一番悪いじゃんかぁあ😭
お前は地獄行きがふさわしいけどぉお
作者からの返信
プリンツィプの罪は重いですが、彼を利用して「渡りに船」とばかりに嬉々として戦争を始めた権力者たちこそが真の悪魔ですよね。彼一人を地獄に送っても、一千万の命は戻らないという事実が、あまりにも空しくて悔しいです😭
第5話 皇帝たちの悲鳴への応援コメント
自分が前線に行かないからって戦いたがりがゲームにようにぃ😭
作者からの返信
まさにそれです!😭 安全な宮殿や執務室にいる人間ばかりが、まるで地図上の駒を動かすゲームのように開戦を決めていく……。その数字一つ一つの裏に、前線で泥に沈む何百万もの若者たちの命や家族の涙があるというのに。本当にやりきれないですよね😭
第4話 破滅への歯車への応援コメント
やーーめーーーてーーーーーよーーーーー😭
って誰かが言ってくれていれば
作者からの返信
各国のトップたちも心の中では「やめてよ」と恐怖していたはずなのに、メンツや同盟の鎖に縛られて誰も言い出せなかった。その悲劇の連鎖がもどかしくてたまりません😭
第3話 世界が割れた日への応援コメント
色んな思惑も絡んで雪だるま式に事態が悪化していくんですよね😭
なんでもそうですど短絡的なことするとろくなことにならないんだよもうぅう
作者からの返信
本当に、暴力がもたらす連鎖にはろくなことがありません😭
最終話 永遠の哀歌への応援コメント
ニコライ2世一家の殺害は謎が多過ぎますよね。
皇帝でありながらなんともまあ惨めな最後だったんでしょう。
作者からの返信
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます!
完結までお付き合いいただけて感無量です。
ニコライ2世一家の最期、本当に惨めですし、長らく謎に包まれていましたよね。仰る通り、あの事件にはあまりにも多くの不可解な点がありました。
語り出すと長くなるのですが、処刑を実行した側が意図的に謎を作り出したという側面が非常に強いんです。
当時、妻のアレクサンドラ皇后がドイツ出身だったため、家族全員を殺したと公表すればドイツを激怒させ、報復される危険がありました。そのため、ソビエト政府は当初「皇帝ニコライ2世のみを処刑し、家族は安全な場所へ移送した」と嘘の公式発表をしたそうです。この政治的な隠蔽工作と遺体の隠滅こそが、後世に「アナスタシア生存伝説」などの数々のミステリーを生み出す最大の原因になりました。
また、処刑の際にも残酷な逸話が残されています。
いざ銃殺という時、娘たちのコルセットには亡命資金としてダイヤモンドなどの宝石が縫い込まれていました。それが皮肉にも「防弾チョッキ」の役割を果たしてしまい、最初の銃撃を弾き返してしまったそうです。結果的にそれが彼女たちの絶命を遅らせ、暗い地下室での苦痛の時間を長引かせるという、あまりにも惨たらしい悲劇を生んでしまいました。
一人の「マイホームパパ」としては非常に優しかったニコライ2世ですが、激動の時代を乗り切る皇帝としてはあまりにも無力でした。そっくりな顔立ちをしていたイギリスの従兄にも国内世論への配慮から亡命を拒否され、親族からも見捨てられた彼の最期は、まさに「巨大な歴史の歯車にすり潰された」象徴と言えますね。
第6話 世界が死んだ日への応援コメント
最後にそんな詩を残していたんですね、これも知らなかったです。
作者からの返信
ガヴリロ・プリンツィプが独房の壁に残した詩は、実際に史実として記録されているものです。
この詩に彼の悲痛なまでの純粋さと、後戻りできない人間の業の深さを感じています。彼が放った銃弾が何千万人もの命を奪い、自らも凄惨な最期を迎えることになったわけですが、それでも死の淵で自分の「大義」にしがみつくしかなかった彼の姿を思うと、単なる狂信者という言葉では片付けられない歴史の残酷さを突きつけられる気がします。
第3話 世界が割れた日への応援コメント
後に世界大戦の惨状を聞いたプリンツィプは深く後悔したと聞きますが...彼もまさかの結果になるとは絶対思ってなかったですよね。
作者からの返信
仰るようにプリンツィプしかり
誰も後に世界大戦に発展する未来を予知していませんでした。
本作でも詳しく後述しますが、すぐ収束する小さないざこざ程度の認識が強く戦地に派遣された兵士たちも楽観的だったそうです。
最終話 永遠の哀歌への応援コメント
完話おめでとうございます。
そして、お疲れ様でした。
これ程の重みの続く物語を、何話も描き続けるには
かなりの体力と精神力を必要とされた事とお察しします。
たった2発の銃弾が、2000万人もの罪なき人々の命を奪う結果となった。
>歴史という名の巨大な歯車を狂わせるのに、何十万という軍隊は必要ない。
ほんのわずかな綻びと、四丁の拳銃、そして死を恐れぬ狂信的な若者がいれば、世界は容易く地獄へと転がり落ちる。
そしてその地獄の底にはいつも、権力や大義名分とは無縁の、名もなき人々の愛と涙だけが、悲しく冷たく横たわっているのである。
↑ 共感しかありません。
現代の国家のトップの方々が、争う事のむなしさを、招く悲劇を
もっと切実に考えて欲しいと思います。
最終話に、大公夫妻の遺児のその後を綴ってくださり
ありがとうございます。
彼等が生き抜いてくれた、それが救いでした。
どんなに辛く過酷な境遇であったか
考えるだけで胸が潰れそうですが……。
それでも、生きようとしてくれた事実が救いだったと
後世の、遠い異国の私は思います。
作者からの返信
最後まで応援ありがとうございました!
歴史に「もしも」はありませんが、なにか一つでも歯車がずれていたら、どんな未来になっていたのか想像せずにはいられません。
夫妻の子供たちは各々子孫を残し、孫世代が21世紀の現在にて活躍をしているそうです。
21世紀の日本に生きる我々には戦争は遥か昔の出来事に感じますが決して風化させてはいけない教訓ですね!
世界の覇権国でも学生向けの平和学習はあるそうですが、日本と大きく違い、国家への忠誠とアイデンティティの強化を目的としていることが多いそうです。
原爆が最も象徴的ですが落とされた側の国が教訓として学ぶより落とした側が子供たちに学ばせなさい!とは思いますね😢