「怒りなんてなければいいのに」
皆、一度はこんなことを考えたことはないだろうか。私はある。
他者に理不尽な怒りをぶつけてしまいそうになった時、自分に至らなさに怒りを覚えた時、そのせいで他者に嫌われ、自分自身を憎みそうになった時。
こんな感情が何故あるのか、と思う時がある。人間に喜怒哀楽の怒は要らないのではないか、と思う時がある。
しかし、怒りも立派なエネルギーだ。
他者に怒りを、自分に怒りを持つからこそ、見返してやろうとして人間は行動に積極的になれる。しかし、それを失ってしまったらどうなるか?誰にも怒りを抱かないのであれば、何も気にする必要がない。何も気にする必要がないということは、何もする必要がない。そうして人間は活力を失い、停滞と堕落に呑み込まれていくだろう。
あなたのその感情は、本当に捨てて良いものですか?