応援コメント

すべてのエピソードへの応援コメント

  • 第12話への応援コメント

    綺麗な着地でした。ここまで積み重ねてきた“歪さ”が、最後にはちゃんと三人それぞれの愛情表現として回収されていて、とても読後感が良かったです。
    特に「報酬なら目の前にいるじゃん」という芽衣の台詞、軽口みたいなのに全部詰まっていましたね。彼女なりの友情と不器用な優しさが最後まで一貫していて、本当に魅力的なキャラクターでした。
    そしてラストの「こんな歪なキューピットなんていないよって。」でタイトルが落ちる構成も鮮やかです。恋愛ものとしての甘さと、三人の少し捻れた関係性の余韻、その両方がしっかり残る締め方でした。

    作者からの返信

    最後までお付き合い頂きありがとうございます🙇‍♂️
    タイトルも最初は莉子のことと思わせておいて実は芽衣のことだったという締めでした。ありがとうございました🙇‍♂️

  • 第11話への応援コメント

    啓介視点になることで、これまで見えていた景色がまるごと反転する感覚がありました。特に「僕は本人ではなくキャンバスの彼女に恋をしたのかもしれない」という一文、とても美しくて印象的です。絵を描くという行為そのものが、啓介にとっては“本質を見ること”だったのだと腑に落ちました。
    そして芽衣が想像以上に不器用で、想像以上に莉子のことを大切に思っていたのが伝わってきますね。超能力設定すら「莉子に本当の恋をさせるための演出」だったというのは、なんとも歪で愛情深い。
    また、啓介のぎこちない視点から見ると、これまでの何気ないやり取りが全部違う意味を帯びてくるのも面白かったです。白塗り、自画像、泣きぼくろ――全てが最初から一本の線で繋がっていたんですね。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます🙇‍♂️
    芽衣の言葉の意味を反転させたところ、啓介は絵を描く時に魅力的なアングルを探すという習慣から自然と莉子の本質に気づいたところをあげてくださり感謝です。✨

  • 第10話への応援コメント

    まさかここがこう繋がるとは……! 「夜警」の話と、塗り重ねられたキャンバス、そして啓介の“失敗作”だった自画像。その全てが最後の一瞬で反転する構成が本当に見事でした。
    特に、莉子がずっと「自分は選ばれない側」だと思い込んでいたからこそ、あの「……私?」という一言の破壊力が凄まじいですね。ここまで積み重ねてきた劣等感や諦めが、一気に揺らぐ瞬間に胸を掴まれました。
    そして芽衣という存在も最後まで鮮烈でした。意地悪で、支配的で、でも誰よりも莉子を理解していた。まさに“歪なキューピット”というタイトルがぴったりのラストです。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます🙇‍♂️
    さりげなく伏線を仕込んでいました✨
    次章が種明かしパートです。

  • 第9話への応援コメント

    今回は莉子の感情の揺れがとても切実でした。啓介に認められることで少しずつ自己肯定感を取り戻していく一方、芽衣の前ではどうしても自分を小さくしてしまう。その対比が痛いほど伝わってきます。
    「僕は莉子さんの個性を残したいし」という台詞、何気ない一言なのに強かったですね。否定され続けてきた莉子にとって、どれほど救いになっているのかがよく分かります。
    そして最後の花火の誘い。恋愛としては少し不器用でズレているのに、だからこそ啓介らしくて、妙に胸が温かくなりました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます🙇‍♂️
    いつも通りミッションのターゲットでしかなかった啓介に、特別な感情を抱いて揺れ動く心を表現してみました。汲み取っていただきありがとうございます✨

  • 第8話への応援コメント

    水族館デート回、とても良かったです。莉子がずっと「これはミッション」と言い聞かせながらも、完全にその枠を越えてしまっている感じが微笑ましく、切なくもありました。
    特に「絵って記録じゃなくて記憶なんだ」という啓介の言葉が、この物語全体にも重なっている気がします。ただ事実を追うのではなく、“どう見えたか”“どう感じたか”が大切なのだと語っているようでした。
    そして最後、「観察」という言葉に自分で引っかかる莉子。もう彼女の視線は、スパイのそれではなくなっているのだと思います。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます🙇‍♂️
    そうなんです。はたから見たらカップルなんですが、一応莉子の中ではそうではないのだと線引きしている感じなんです。
    丁寧に読んでいただき感謝です✨

  • 第7話への応援コメント

    今回は「充実」という言葉がとても印象的でした。宿題をして、絵を描いて、好きな音楽やドラマを共有する――特別派手な出来事ではないのに、その積み重ねが莉子にとってかけがえのない時間になっているのが伝わってきます。
    特に『I’ll be there for you』の歌詞に反応する場面、莉子が求めていたものの輪郭がふっと浮かび上がるようで胸に沁みました。
    そして芽衣も相変わらず不思議ですね。背中を押しているようにも、何かを試しているようにも見える。この三人の距離感、本当に絶妙です。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます🙇‍♂️
    三人の関係性、立ち位置が物語の核であり、そこをお褒めいただき感謝です✨

  • 第6話への応援コメント

    夏休み前特有の浮き立つ空気と、莉子の揺れる心情がとても瑞々しく描かれていました。メッセージ一つ送るだけで一喜一憂してしまう感じが実に高校生らしくて、読んでいて思わず頬が緩みます。
    その一方で、芽衣の存在が相変わらず不思議ですね。莉子を利用しているようでいて、むしろ背中を押しているようにも見える。その曖昧さが、この物語の歪さと魅力を支えている気がします。
    特に「まだチューはダメよ」という台詞、軽口のようでいて妙に引っかかる余韻がありました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます🙇‍♂️
    恋する乙女の心情を汲み取っていただき嬉しく思います。✨

  • 第5話への応援コメント

    日常の中でふと啓介を思い出してしまう莉子の描写が、とても自然で胸に残りました。ミッションのはずだった関係が、少しずつ別の温度を帯びていく過程が丁寧に描かれていますね。
    リンゴを描く場面も印象的で、不器用ながらも積み重ねていく時間そのものが二人の距離を縮めているように感じられました。
    そして「一人」という言葉に揺れる莉子の心、ここに来て彼女自身の立ち位置がより切実に見えてきた気がします。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます🙇‍♂️
    恋愛物を書いたことがなくて、これでいいのかなと悩みながら書きましたが、伝わってよかったです😭

  • 第4話への応援コメント

    キャンバスを白で塗りつぶす工程が、そのまま莉子の立場や関係性をなぞっているようで、とても象徴的に感じられました。下に残る“うっすらした線”も含めて、消しきれないものの存在が静かに効いていますね。
    また、啓介の穏やかな指導やふとした笑顔が印象的で、彼の人物像に温度が加わってきたのが心地よいです。気づけば莉子自身の視線も少しずつ変わってきているのが伝わってきました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます🙇‍♂️
    表現したかった微妙な心情変化をしっかり汲み取っていただき感謝です🙏

  • 第3話への応援コメント

    啓介の描く自画像が「似ていない」という一点に、彼の内面や自己認識が滲んでいるようで、とても印象的でした。失敗作と言いながらも完成させようとする姿勢に、彼なりの切実さが感じられますね。
    一方で、芽衣と向き合う莉子の苛立ちや劣等感がより鮮明になっていて、あの「黒」を含んだ感情が確かに存在しているのだと実感させられました。三人それぞれの見ているものがズレている感じが、静かに緊張を高めていて惹き込まれます。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます🙇‍♂️
    細部まできちんと読んで頂いていることが伝わるコメントに感謝です。✨

  • 第2話への応援コメント

    啓介の「好意が色で視える」という能力がここで一気に明かされる展開、見事に空気が反転して痺れました。莉子の“演技”が通じないどころか、内面の複雑さまで言い当てられてしまう場面は、静かなのに強い緊張感がありますね。
    そして最後の入部届を突きつける一手、これは単なるミッションではなく莉子自身の意思が動き始めた瞬間として、とても印象的でした。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます🙇‍♂️
    ちなみに元々エントリーしたコンテストは2話分(3話以降は任意)だったためいつもより冒頭に力入れてみました。ありがとうございます🙇‍♂️

  • 第1話への応援コメント

    芽衣の「ミッション」という言い回しと、それに応じる莉子の軽妙なやり取りがとても印象的で、二人の歪で不思議な関係性が一話で鮮やかに伝わってきました。莉子が内心で抱えている違和感と、それでも関係を手放せない現実のバランスが妙にリアルで、読んでいてじわりと効いてきます。
    そして啓介という“普通に見える存在”が、かえって物語に影を落としていて興味深いですね。芽衣がそこに惹かれる理由を、こちらも知りたくなりました。

    作者からの返信

    ありがとうございます🙇‍♂️
    一話ごとに感想頂けるとは恐縮です。
    丁寧に読んでいただきありがとうございます。