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  • 10 ゴートの言い伝えへの応援コメント

    >ルークは、昨日の夜のことがなかったかのようにいつも通りだ。
     仕事だと割り切っているのか、こちらが迷っているのを察して待っていてくれるのか。
     私ばっかり悩んでいて、なんだか悔しい気持ちになる。

    ディスコミュニケーション!好物ですよ。しかしルークが昨夜誰と話し込んでたのか、酒場で飲んだくれたくらいの発想もないのかこの干物女、ガチだな笑 ああいや、悪くないキャラとおもいますです。
    >頭の中の地図と大体の距離感は掴めた。速度的にはこちらを相当配慮してくれているのだろう。
    それでいて地図は読めて、徒歩による移動時間も計算できてる。


    調査する僻地の集落に向かうまでの、樹木が密になってる道もいいですね。
    「森」に逃げず、木を使った巧み(というのも艶消しだ)描写が。(もうね、他の若者に輸血してやって・・まじで思うの😭)

    ラストまたもや老爺が出てきますが、長老なんで名前をあげたらどうだろう。ゴダロさんみたいな雰囲気もあるし「うちの婆」が重要な情報を持っているのね。

    作者からの返信

    宵野先生、二話続けて感想ありがとうございます!
    ディスコミニケーションが極まった話ではありますので、干物がいけないんです。干物が。
    ただし、座学優秀なセーラさんなので、地図も読めて行程計算もできるという。
    森の表現はきっと自分の原体験が生きていると思います。土の匂い、いろんな木々が混じっていて、蔦が生い茂って、木漏れ日と涼やかな風が吹く、そんな山を駆け回って遊んだ記憶がそういうところに出ているのかもしれませんね。

    いよいよ彼らの話の本筋と、調査の謎が絡み合って進んでいきます。
    またお時間のある時に遊びにいらしてください。
    感想ありがとうございました!


  • 編集済

    09 夜光蝶と干物への応援コメント

    >「え? 一部屋しか取れていない?」
    おやおや、トラブルの忍び込まない調査の旅に、石が投げ込まれたぞ。
    読み手が「きたきた」と身を乗り出す回ですね。

    章頭の平穏で順調な風景描写がすきです。というか書き手の安定した情緒にほっとして読み進められる……ちゃんと(というのか?)妖精のきらめきは描き込まれ、この世界の個性を伝えてきてますし。
    この描写の意識というかあんばい?は、経験の浅い書き手だと変に力を入れすぎ読み手を疲れさせがち。ファンタジーだからっていちいち力こぶしてファンタジーしなくても、なだらかなランドスケープに世界観の手助けになるアイテムを書き込む。粋。
    たぶん水葉さんはウザいこと考えず自然に書いてると思うのね。それこそファンタジー書きの筆力。ここにないどこかを書く上の才。自然な異郷感を描けるということ。

    夜光蝶と干物という、なんやねん?なサブタイトルも効いてる。
    真面目に実直にボディガードを務める決意で来てるのに、セラフィナの自分から自意識を疎かにすることに戸惑う、矜持を無碍にされたルーク。
    怒っていいのに、

    >「君に男だと思われていないのはよく分かった。最初に言っておくが、明日からの遺跡調査の間も帰りも、君に手を出す気はない」

    精一杯押さえている感じが過不足なく伝わってきます。締まった短いセリフ(ループしてない)で、物語中の登場人物が心の裡を伝えるのは読んでいて気持ちいいですね。
    ここで「夜光蝶」という凄い二つ名が社交上の外套みたいなものだったと伝わります。ルーク本人は別にどうも思ってない婦女子にはその程度の認識でいいやという感じだったのでしょうか? このいけすかない不平等精神も、恋愛のシーンでは威力を発します。
    本命は特別、ですものね。
    無味無臭、模範の王子様を演じさせるよりナンボか魅力的ですよルーク。

    作者からの返信

    宵野先生、いつも感想ありがとうございます。
    自然な異郷感、最大級の褒め言葉に震えております。
    ファンタジー世界を説明臭くならず、自然な臨場感を出すのにいつも苦労しておりました。
    それで、順調な移動の旅に一石が投じられる回だったわけですが。ルークの完璧王子様ではない人間臭さが出ればいいなと。汲み取って頂けて嬉しいです。
    本命の女の子と宿屋で二人っきり、美味しいシュチュエーションなのにそういう雰囲気になれないもどかしさというか。干物はどこまで行っても干物でございました。

    感想、ありがとうございました!


  • 編集済

    妖精の絵のある祠で、実地調査が始まる回。
    物見遊山の旅でない、位置確認や資料を読みこむ描写が、季節や風光を描き込むよりむしろリアルでよかったと思います。
    祠についてから、羽根のある妖精?天使?への淡いミステリの提示も引き込まれます。古代文字についてだけ、冒頭で触れていいかな、この土地の歴史と祠を作ったと思われる郷士についてさらっとでいいから。

    で、ひとつ気になったというか、個人的に気に入らなくてその単語のあとストーリーが読み取りにくくなってしまったのですが、私が言葉に神経質すぎなだけかもしれないけど。webの流行りなのか他の小説でも二度ほど目にした。

    「老婆」

    セーラの視点でおおむね書かれてると思いますが。老婆、うーんごめん、羅生門とかハガードの冒険もので岩戸に押しつぶされる妖術使い、悪魔の手毬唄で美貌の女将さんが変装したやつ、ごく近々に自主企画では喫茶店を老夫婦で営む"めっちゃ感じの悪い給仕係のお婆さん"に使われてました。

    「老婆」

    セーラがそれ使うとキャラのイメージが変わる。男性と女性では役割が違う、過保護な老師たち、何だっけ・・ルークにちゃんとお礼が言えなかったと気遣う繊細さ。全て何となく男ファースト媚びる女のものだったか、こいつも? 結婚しなくたって、自分の課題を続け何らかの成果を出したい、なりたい自分になるという核があったのでは? セーラもやがて老いた独りの女になる。その大先輩である女の呼び方が「老婆」なのはイメージが狂います。神経質かもしれないけど。



    いや、別に私に謝る必要はなくて・・

    ハバ"様"
    可愛いおばあ"ちゃん"
    ですよね。

    なぜか今回は事務的、急いで書いてませんか?
    ちゃっちゃと終わらせたい、その程度のシーンなら
    書かなくていいんです。
    今日別の作家さんとも話していたことですが
    「本意でないシーンを果たして書くべきか」
    その方と私も同じ意見でした「書かなくてもいい」

    セーラの自意識としてなら、同乗する年配女性にどう見えてるかしら、ルークの接近し過ぎや優しくされるのこそばゆいし、研究目的の旅なんて市井の穏やかそうなおばあちゃんが発想するか、と占う方が自然。
    旅の男女の関係性に、初めて会った老婦人が言及する・・なかなかレアですし。

    確かに「老」には、中国の漢語かな「親しみを込める」意味で名前につけて呼ぶ場合もあります。私が「老葉」かわいい葉っぱさんと使っても良いのですが・・うーん・・日本語だと老婆はない、私の選択だと。

    作者からの返信

    宵野先生、感想ありがとうございます。

    実地調査で仕事なので、物見遊山よりは仕事に比重を置くべきだろうという配分です。

    「老婆」についてですが、私の中ではナウシカのババ様とか紅の豚の可愛いお婆ちゃんズのイメージでおりました。
    もちろん、ジェンダー的な意図や背景もなく、純粋に言葉通りの「老いた女性」の意味だったのですが、受け取り手によって言葉の意味は変わりますしネガティブな要素として捉えられたのだとしたら私の配慮が足りませんでした。申し訳ありません。

    読んで頂きありがとうございます!
    また、お時間のある時に率直なご意見を頂けると嬉しいです。

  • 07 右も左も分からないへの応援コメント

    さあ、調査旅行へと出発!
    セラフィナの出立ちがいいですね。
    大きなトランク、なぜだろうここにワクワクするのは、きっとアン世代なんだろう。でもアンよりセラの方がおしゃれだ。足元はレースアップ、温度差調整のストールも怠りなく。
    珍しく髪を編んできたルークもなんか新鮮。馬車のおじさんの何気ないたわいないセリフの受け取り方もいいですよ。文章も引っかからず読みやすい。妖精たち(宵野のお気に入り)も仕事をしている。
    (とはいえこのふわっとした感想って・・どうなんだ・・でもお話中でふわっとした箇所も需要のはず?)

    作者からの返信

    感想ありがとうございます!
    いよいよ調査に出る章です。
    中だるみしがちなところなので、移動の雰囲気、本筋の情報の出し方にいろいろと悩んだところです。
    ふわっとでもフィードバック頂けるのは大変ありがたいです。カクヨムは特に感想を頻繁に頂けるわけではないので。
    いつも、ありがとうございます!


  • 編集済

    06 視えない魔法への応援コメント

    とても、大切な章ですね。
    主役級の感情も、それを包み込む情景も過不足なく描かれていると思います。
    どこも悪くない。
    騎士団の人なのかな薬草園でくつろいでいる人がレイヤーになって視える・・巧みな文章だと思う。
    ただ、「私! 誰とも! 一生、結婚しませんから!」
    を受けとめるルークの衝撃が淡め、情景描写の柔らかさに溶け込んでしまう。
    この後続くのがセラフィナの一大事件でルークのトラウマの元なので、他と異質になっても、はっきり強めに書く(師匠は小説中のスポットライトの強弱と言ってた)といいと思います。事件自体はルークの追憶らしい良い塩梅の描写、だから。

    作者からの返信

    ゆめ先生、引き続き感想ありがとうございます。
    確かに、一番大事なところなので、もっと強調して良かった部分かと思います。小説の中のスポットライト、とても分かりやすいです。書き手として読み手に強烈に印象づけたい部分、後半にも大事なファクターなので情報の見せ方をもっと気をつけます!
    巧みと仰っていただけて嬉しいです。
    ありがとうございます!

  • 「お茶とか出ないの?」
    なんてズーズーしいんだ未婚のご令嬢とツーショットで。
    サブタイトルがサブタイトルなのでもっと迫っちゃうのかと思ったけれど紳士的なのは
    愛h魔石以外のにもご老師たちのシールドが仕組まれてたりw
    いなくても存在感あって流石です。
    遺跡のある地方は勝手に涼風渺々五丈原みたいな所を想像してました。
    映画テスのストーンサークルみたいな雰囲気かしら?
    夜光蝶はピクニック気分なのか何か危険をかぎ取っているのか?
    薬のお茶を勝手にドクダミみたいな味と想像してました。

    作者からの返信

    宵野先生、感想ありがとうございます!
    図々しくて遠慮がないのは幼馴染だから、という話ですね。
    老師の薬草茶は生姜湯にドクダミと大根おろし入ってるみたいな印象でどうぞ。
    遺跡は森の中という設定です。
    ピクニックで行くにはちょっとしんどい感じではありますが。

    次で少し印象ひっくり返す構成です。
    またお時間のある時に遊びにいらしてください!

  • 本筋が始まった、回ですね。
    この世界の魔法についてマナの意義、
    妖精たちの役割……まだふわふわ先に引っ張るけど、
    >魔法力も無ければ、女性の魅力もないです、
    この文章がヒロインの漠然とした焦りと不安を先出しにして印象的
    感情ダダ漏れで他ヒロイン候補と潰し合うドラマより断然読みたいとおもえる。
    そして十歳の風の宵に遊んでいた相手……彼は気づいて負っている。

    作者からの返信

    宵野先生、感想ありがとうございます!

    先生はこちらの意図したことを全て汲み取って読んで下さるから、嬉しくて泣きそうです。
    彼女の現状認識を彼女の目線で、その通りです。
    「読みたいと思える」と仰って頂けて良かった!

    十歳の彼らに何が起こったのか、が主軸のお話です。
    またお時間のある時にぜひ遊びにいらしてください!


  • 編集済

    03 銀の夜光蝶への応援コメント

    >騎士団の夜光蝶と、魔法省の干物
    の内実がほのかに明かされる回?
    ルークの思惑はヒロインを当惑させるほどには読み手にもわからないのがいい塩梅。

    ここはやはり伯母さま伯爵夫人アメリアさんでしょうか。
    果たして、を冠して出てくるだけの存在感というかヒロインへの影響力大きそうです。斬新だなあと思ったのは美人の伯母さんに似ているから美しい、という月影さやかなセーラさんの美貌。夜の銀光蝶の口説き文句担当とばかり思ってた。今はこうなのかもなあ、親戚のおばさまたちの審美眼こそ正義・・深いなあと感じました。

    作者からの返信

    宵野先生、感想ありがとうございます!

    アメリア様は書いていて一番楽しかったです。
    強気美人、でも愛嬌もある、みたいなキャラ造形がツボでして。
    セーラさんの容姿に関しては、ここしか出てこないです。
    客観的に見た彼らがどんな関係性なのかを提示できればなぁという回でした。

    ルークが伯母様を口説いているところも見てみたくはありますね!


  • 編集済

    02 優秀な落ちこぼれへの応援コメント

    おお、なんということでしょう⁉︎
    フェンネル・ヴァルニウス・ブランデン三人の
    何やら香気と、甘味と、古酒を熟成させる樽の酒気を帯びた
    魔導の老師が登場してしまいます。
    (個人的には魔法陣広げたとこで⭐️連打していいくらい)
    魔法学校もの、魔法に対抗したり助けられる騎士もの、スターウォーズならジェダイの上級騎士が主人公を助ける。
    本作ではなんと三人。マクベスの三婆みたいにコントまでやってのける。
    応援コメントなので次はフォームで。

    作者からの返信

    宵野先生、引き続き感想ありがとうございます!

    三人の老師、それぞれに方向性を変えていい加減でいい上司です。
    お茶目で可愛いお爺ちゃん、憧れなんですよね。
    それぞれのキャラにちゃんと味をつけて表現出来ていたらいいんですけど。

    またお時間ありましたら、続きも遊びにいらしてください!

  • 01 小さなお姫様への応援コメント

    あは、魔法省にも「文書管理課」があるんですね。
    司書でなく、庶務臭とおぢいちゃん臭がむしろ心をそそるかも。
    銀光蝶とならべさせて見て見たいかも。
    間違えてた夜光蝶でした🙇

    冒頭でみんなの魔法がキラキラしてて
    23歳の何者でもないヒロインのの渇望あってから🦋出てきた方が切ない。
    でもコイツの登場それ自体、ヒロインの気持ち話さえぎるタイミングでとても良いと思います。褒めになってない?

    作者からの返信

    読みに来ていただいて、感想まで!
    宵野先生、いつもありがとうございます。

    魔法省、古い本とか色んな紙資料あるから、そういう部署あるんじゃないかな?研究とかおざなりにされがちだから、隅っこの隅っこで引退爺がお茶しながらやっているイメージで作りました。
    1話目の嫌な奴が変わっていく様を見てもらいたくて、最初を思いっきり嫌な男にしてしまいました。
    伝われ!
    いや、文章で書けと言われたらその通りです。ごめんなさい。