剣聖という輝かしい称号。剣を手にする者なら誰もが憧れる肩書。しかしそれに背を向け引退を決意した主人公ジェット。彼が王の出した条件を満たすべく旅をすることになります。最強でありながらそれをひけらかさず、朴訥に生きるジェットに好感が持てます。主人公だけではなく、彼をとりまく人々の思い、葛藤が丁寧に書き込まれており、キャラクターに温度を感じました。名と向き合い、苦しみながらも、ジェットの出したひとつの答えを、見届けていただきたい作品です。
王国最強と称えられながらも、その肩書に縛られた人生へ疑問を抱く主人公の心情が丁寧に描かれていて共感できました。 偽剣聖の存在や王との再会など、これから大きく動き出しそうな物語に期待が高まります。