君塚の悪態に笑っていたのに、兵士へ引き金を引く場面では手の震えが伝わってきて、笑えなくなりました。いちばん忘れられないのは、五歳のヤドヴィガが家族を守るために契約書へ名前を書くところです。水を運ぶ小さな手に、今度は国中の憎しみを背負わせるなんて。君塚に腹が立ちました。でも、後にその契約を悔やむと知って、二人がどう変わるのか見たくなりました。あの大きすぎる王冠を載せられた子が、いつ君塚に言い返してくれるのか、待っています。