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瓦礫の残響

瓦礫の残響

端野ゼロ

おすすめレビュー

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★★★
★14
5人が評価しました
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本文ありのおすすめレビュー

  • 左ノ富士
    967件の
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    ★★★ Excellent!!!

    地球の裏側で“死”を掃除する少年が拾う、たった一つのノイズ

    日本の看取りシステムを支えるため、メキシコの境界都市で他人の記憶を“廃棄物”として処理するラモンの日々は、静かで、乾いていて、残酷。
    わずか0.00014円という対価が象徴するように、死も記憶も徹底的に消費される世界。
    その均質な作業を破るのが、老人の脳内に残った「_hashimoto」という名のノイズで、そこから物語は一気に人間の領域へ踏み込んでいく。
    漂白された日本と、暴力の空気が濃いメキシコ。
    その境界に流れる“残響”を拾い上げるラモンの姿が重く、しかし確かに光を孕んでいる社会派SF。

    • 2026年9月16日 01:40