最初は、天使と真面目な優等生の女の子による、少し不思議でコミカルな同居ものかと思いきや…この物語は“可愛い”だけでは終わらないのだとわかってきます。
しずくの潔癖なほどの真面目さと不器用な優しさ。バックスの軽やかさの奥にある危うさと誠実さ。二人の距離が少しずつ変わっていく過程がとても丁寧です。
規律を大切にして生きてきた子なのに、恋だけはどうにも理屈で抑えきれない。
そのピュアさ可愛くてたまりません。
バックスもただ飄々とした存在ではなく、
「帰る場所」を持つからこその切なさを最初から背負っていて、決別の予感が常に付き纏います。
最後の結末がどうなるか、続きを追わずにはいられません。