左頭部の痛みとともに主人公が目を覚ます描写で始まる物語
目の前に広がるは月明かりに照らされた砂浜、そこで出会う謎めいた少女
主人公と少女とこの異世界のような場所との遭遇を何回も繰り返しているという、しかしその詳細は語られず、曖昧な夢の中のような空模様をしている
この不思議な感覚とどこか漂うノスタルジックな雰囲気に惹かれるものがありました
そして二章三章と舞台は移り変わり、そこで明かされる秘密もあったりする
ただし今現在でもまだこの世界観の謎には切り込んでいない、その謎はしかし光を当てるのではなく背後で深海の海藻のように揺蕩うからこそ魅力的に映るのだろう
恐らく四章までが一つの区切りになるのだろうけれどそこまでにこの作品がどのような表情を見せるのか静かに期待する