タイトル「棺の車」。実にシンプルです。作品情報から、主人公は何か見たのでしょう。見たのは車、であるのは確かかもしれません。何を、見て。どう、なり。そしてこれから主人公に。何が起こるのか。起こらないのか。ホラー究極の超短編。脳味噌に、主人公が目撃した映像を描いてみてください。確実に。怖いでしょう。
一体、何なのだろう?この短い「一陣の嵐」のような小説は!本当に、摩訶不思議、奇妙奇天烈な、話なのです。ですが、何故か、読後、異常な胸騒ぎが起きるのは、何故に?敢えて極論を言わせて貰うならば、ホラーの極地にあるからだからでしょうか?ともかく、一言や二言では、表現のしようも有りません。正に、「一陣の嵐」のように、ただ、通り過ぎて行くのみの、読後のホラー感。これ以上に、語るべき言葉を、この私は、最早、持っていません。結局、読んで頂くしかこの妙味は、理解できませんよ。