第16話 ナツガタリ’26の告知をみて
5月29日に、カクヨムから「ナツガタリ’26」が開催されるとお知らせがありました。今回は、ナツガタリ’26の告知内容を簡単にまとめ、感想を書いてみたいと思います。どうやら、七つのコンテストが同時開催されるらしいですが……。
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❶カクヨムときめく小説大賞
ロマンス・BL・お仕事・趣味・友情・絆。ジャンルの枠を超え、読者の心をときめかせる物語を広く募集します――ということなので、女性読者を対象とした小説のコンテストと考えていいでしょう。
いの一番にこのコンテストが挙げられていることから、いま小説を読んでいる読者は女性が多く、男性は少ないと察せられます。すこしさびしい現実です。
❷カドコミ漫画原作コンテスト
漫画原作を小説という形式ではなく、脚本形式で募集するコンテストです。
小説投稿サイトに漫画原作を求めるのは流れ、以前は傍流であったものが、いまや主流となりつつあります。出版不況のなか、小説は売れないけれど漫画は売れる。アニメ化すれば世界的ヒットに恵まれ、大儲けできるかもしれません。業界としては、絵師は別に探すので脚本家がほしいということなのでしょう。
セリフやト書きを中心に、漫画5話分(コミック1冊分)を応募してください――とのことですが、そもそもカクヨムは小説を投稿するサイトなのでは……と思ってしまうのは小説ワナビの感傷なのかな。
❸カクヨムミステリー&ホラー小説コンテスト
カクヨムとKADOKAWAの編集者有志がタッグを組み、ミステリーとホラー小説を募集するコンテストを開催します――とのこと。
長編部門と短編部門があります。ミステリーはともかくホラーはいま、読まれているようですからKADOKAWAもこういう作品を求めているのでしょう。裏返せば、もうラブコメや異世界ファンタジーはいらないということかもしれません。
❹カクヨムシェアワールド「神格鑑定局」小説コンテスト
カクヨムシェアワールド「神格鑑定局」の世界設定に基づいて書かれた、1万文字以上の小説を募集するコンテストを開催します――とあります。
カクヨムオリジナルのファンタジー設定「神格鑑定局」の世界観を用いてオリジナル小説を作るコンテストです。詳しくは知らないのですが、「クトゥルフ神話」とその世界観を基づく小説群をモチーフに、KADOKAWAが新しいファンタジーシリーズを画策しているということでしょうか。
設定を読む限り、なかなかにそそられるファンタジーワールドです。いかんせん厨二的なところに苦笑してしまいますが。
❺カクヨム甲子園2026
毎年恒例の高校生限定の小説コンテストです。長編部門と短編部門があります。当方、四捨五入すると還暦となる年齢なので参加することができません。残念。
❻第2回カクヨム短歌賞
短歌コンテストです。二年ほど前にSNSに短歌を投稿することが流行しましたが、いまでもその流行は続いているのでしょうか。
10首連作部門と1首部門とがあります。以前書いたようにKADOKAWAの短歌コンテストは、芸術性の高いガチ短歌が求められています。
特に、10首連作には短歌を詠む実力が如実に表れるので、素人は1首部門にターゲットを絞るべきと思います。
❼カクヨムレビューコンテスト
世の中には、小説を書くよりレビューを書くのが上手な人がいます。わたしは不得手。カクヨムはレビューの書き手を求めてるんだろうか。どういう需要があるんだろう。
☆
ちょうど学生さんが夏休みに入る七月から開催されるナツガタリ’26。若い人をターゲットに新作を作らせようというKADOKAWAの戦略でしょうけど、大人は?
みなさんは参加されますか。
どのコンテストに?
(つづく)
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