胸騒ぎが止まらない、不気味な雰囲気が漂う秀作。楽しいことが終わらなければいいのに
サーカスを見に行った娘が失踪し、家族を放置してきた父親が捜索を始める...というところから始まる本作。全体に重苦しく嫌な空気の漂う作品だが新たに提示されていく謎と客観的な資料に次は?次は?とどんどん先が読みたくなる内容でした。最後に明かされた内容に嗚呼、と思って終わるところが良く、文量的にも長すぎず短すぎず丁度よく読み終わるのでおすすめです。
登場人物が感情を語るパートと捜査資料を記すパートが交互に書かれていて、それがお話に現実味を十二分にもたせていて余計に恐怖感が増します。御厨さんどうなったのかな⋯⋯?サーカスって高揚感があって楽しいけれど、このサーカス団は⋯⋯!?