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  • L1-7 Why Are You So Normalへの応援コメント

    自主企画へのご参加ありがとうございます。

    ここまで拝読しました。

    「先生」と呼ぶ距離感が、とても丁寧に描かれている作品だと感じました。

    恋愛として一気に走り出すというより、その前にある「救われた」「見つけてもらえた」「この人の前なら少しだけ間違えてもいいかもしれない」という感覚を、かなり細かく積み上げているのが印象的でした。

    主人公の「どうせ」という言葉の使い方がいいですね。

    本気でやって駄目だったら傷つく。
    だから最初から本気じゃなかったことにしておく。
    その自分を守るための逃げ方が、すごく高校生らしくて、同時に大人になってから読んでも少し刺さるものがありました。

    特に良かったのは、先生が主人公を無理に励まさないところです。

    「頑張れ」でも「気にしすぎ」でもなく、
    どこで止まったのかを見てくれる。

    正解か不正解かではなく、その人がどこで怖くなったのかを見てくれる。
    そこが、この作品の中で主人公にとって大きな意味を持っていくのが伝わってきました。

    「間違えていいよ」という言葉も、普通に言えばありふれた言葉なのに、この場面ではちゃんと届いていました。

    それはたぶん、先生が特別なことを言おうとしているのではなく、ちゃんと普通でいてくれるからだと思います。
    怖くない。
    押しつけない。
    でも、見ていないわけではない。

    その距離感がとても良かったです。

    文章はかなり内面寄りで、短い文を重ねながら主人公の揺れを追っていく形ですね。
    人によってはゆっくりに感じるかもしれませんが、この作品の場合は、その細かさが「名前を呼ぶ前の時間」を描くために必要なのだと思いました。

    恋になる前の、まだ恋と認めたくない気持ち。
    特別だと気づく前の、少しだけ安心する感じ。
    「今日の先生」としか書けない照れくささ。

    そういう小さな段階が、ちゃんと残る作品でした。

    ここから“先生”という呼び方が、どう変わっていくのか。
    そして、名前で呼べるようになるまでに、どんな時間が必要なのか。

    静かに追っていきたくなる作品でした。