企画参加ありがとうございます。
肩を壊して、夢も仲間も失った元天才ピッチャー。
そこへ現れる、なぜか彼の名前も過去も球質も知っている転校生。
この時点で、もう引きが強いです。
ただの青春野球ものではなく、折れた夢の奥に、もう一度白球の音が戻ってくるような作品でした。
桜、赤土、金属バットの音、グラウンドの匂い。
比呂が「もう関係ない」と思いながらも、視線だけはボールを追ってしまうところに、まだ完全には捨てきれていない夢が見えました。
愛も、ただ明るく引っ張るヒロインではなく、どこか秘密を抱えている雰囲気があって気になります。
私も一応、野球部ネタのラブコメを書いているのですが、試合描写はまだこれからなので、野球の熱やグラウンドの空気の出し方など、勉強させていただきたいなと思いました。
折れた夢が、もう一度音を立て始める。
そんな青春の熱さと、少し切ない奇跡の匂いがある作品でした。
続きも追わせていただきます。