概要
見知らぬ人間たちが家族になっていく物語
並木冬子二十五歳。商社に勤めて三年のOL。しかし、上司の度重なるセクハラに耐えかねて、そのいとである上司を後輩OLをセクハラから守るために平手打ちして退職。出版社に勤める叔父から、ある流行作家の秘書になって、うちの出版社で本を出すよう仕向けるという仕事を紹介される。背に腹は代えられず引き受ける冬子。作家の名前は「副島隆三」三十六歳。彼は姪である少女と車椅子の少年と暮らしていた。やがて隆三の昔の恋人である冴島奈緒子も同居することになる。縁も血もつながらない他人同士が、一つ屋根の下に暮らす人間模様。冬子の奮闘が始まる。
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