一般人が簡単に利用できるAIが登場して数年。特に創作界隈では「AIを使うことは悪である」と思われがちだ。たしかに、AIで小説本文と表紙を一瞬で出力し、電子書籍を大量に出版してお金を稼ぐ――という使い方は、眉を顰められても仕方がないと思う。が、「文化の発展に寄与すること」を目的とした使い方ならば?もう、AIのない世界に戻ることはできない。この作品を読んで「よりよいAIとの付き合い方ができるのではないか?」と明るい気持ちになった。