実に落語的な物語だと感じました。
先入観。偏見。それがもたらす悲惨で滑稽な結末。
これはー……なんだろうな。
旅先でやらかす外国人観光客みたいなことなんでしょうね 笑
でも彼ら彼女らの文化では許されていることなのだから。
「そこ登っちゃダメ!」といくら言おうが登って写真撮ってインスタにあげたりするんだ!!!
思うに、この物語からは教訓を一つもらえますよね。
つまり、「冒険をする前に、人の話はちゃんと聞いておこう」「村人から情報を集めよう」という基本ルールを無視してしまったが故の……みたいなことでしょうな。
おすすめです。ぜひ、ご一読を。
この感じ、まさに「トホホ」としか言いようがない。
主人公、熊田は死亡して異世界に転生することに。どんなモンスターにも勝てる無双の力を得て勇者としてウッハウハと思って旅に出るが……。
そこでは確かに、彼は「無双」することが出来たかもしれない。だが、彼が満喫しようと思っていた異世界には思わぬ落とし穴があった。
「RPGあるある」というのを共有し、「異世界って言ったらこんな感じ」という大前提で勝手知ったる庭のように誰もが異世界を歩けると思い込んでいる。
しかし、異世界とはすなわち異郷。文化も違えば常識も違う。そんな中にのこのこと一人で行って自由気ままに振る舞えば、ろくでもない目に遭ってしまうのは必定。
勇者アーサーこと熊田が、この「異文化」濃度の高い異世界で一体どんな「冒険」をし、どんな目に遭ってしまうのか、その結末を是非とも迎えていただきたいです。