記録媒体を擬人化し、「消えるインク」を裁判にかけるという発想がユニークな作品です。インク、紙、電磁記録、カメラ、カセットテープ、百科事典などがそれぞれの立場から「記録とは何か」を見つめる構成に、寓話的な面白さがあります。残ることだけが価値なのか、消えることで救われるものもあるのか、短い中に考えさせられるテーマが込められています。