日に夜先生が、「詩」を書かれる時に、いつも、言葉を慎重に選んでおいでるのが、良く分かります。でも、このジジイには、何処か、エロティシズムに読めるのは、何故に。この私が、「変態」だからかな?それとも、「お迎えが近い」からかな?
「ふたり」の徹底した距離感の表現と、近づき遠くなり、もっと近づいたときの恍惚とした感覚や衝動的な葛藤が、改行に込められた大いなる余白を伴ってスローモーションで密度のあるふたりきりの世界を創り出す。時に直接的で、時に間接的になる艶やかな言葉たちは、人間のコミュニケーションの性質を映し出す鏡のようだともいえるだろう。魔性に魅せられるのか、野性に委ねるのか。三篇によって綴られるのは互いの関係性であり、双方の欲望と理性によるせめぎ合いなのだと思う。素晴らしい作品をありがとうございました。