借金、拉致、銃口というかなり危険な導入なのに、主人公リゼリアが“守られるだけ”ではなく、自分の持つ鉱石の知識で局面をひっくり返していくのがとても面白い。剣や魔法ではなく、専門知識そのものが武器になっているのがこの作品ならではの魅力だと思います。
しかも、裏社会のボス・ギルとの関係が、単なる支配や脅しで終わらず、次第に「放っておけない」「手放したくない」へ変わっていく気配があって、サスペンスと恋愛の両方で引きが強いです。
知識チートものが好きな人にも、危うい関係性に惹かれる人にもおすすめしたい作品です。