主人公の自虐混じりな語り口と、妙にテンポのいい会話劇がクセになる作品でした。重めの前世描写から始まるのに、エルフ女性とのやり取りで一気にコミカルな空気へ転ぶバランスが面白いです。「触れたものを絵にする能力」という謎能力も、発想が独特で先の展開が気になります。白天狗という名前や天狗の面など、世界観に不思議なセンスがあって印象に残りました。最後に巨大蜘蛛が現れる流れも王道感があり、ここからどんな冒険になるのか期待したくなります。