卓球×青春×百合(に近い尊さ)を、熱量高く描き切った作品です。
最初は居場所を失った二人が、埃っぽいプレハブ小屋でひたすらラケットを振り続け、ぶつかり合いながら最強のダブルスへ変わっていく流れが本当に熱いです。
特に素晴らしかったのが、試合描写の迫力です。
回転、コース、フットワーク、粒高ラバーの嫌らしさまでしっかり描かれていて、卓球を知らなくても「うわっ、今のすごい!」と手に汗握れます。
しかも単なるスポ根では終わらず、「天才」と「努力型」の関係性が丁寧に積み重なっていくので、一点取るだけでも泣きそうになるんです。
そして何より、碧那と沙羅の距離感が最高です。
最初は冷たく刺々しかった沙羅が、少しずつ碧那に心を許し、隣に立つ存在になっていく過程が本当に尊くて。
後半は試合の熱量と感情の爆発力がとんでもなく、一気読み不可避でした。
青春、努力、信頼、下剋上、そして「二人で強くなる物語」が好きな方には、全力でオススメしたい作品です!!