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  • 壊れるほど、好きだったへの応援コメント

    私の解釈

    私はこの物語を、ひとつの事件の話ではなく、記憶と感情が入れ替わってしまう瞬間の物語として読みました。

    友莉は、美月を強く憎んでいたわけではないと思います。けれど、「いなくなればいい」という思いは確かにあった。その思いは、恋をしているがゆえに、抑えきれないほど強くなっていた。

    そして、あの歩道橋の瞬間。
    美月が落ちそうになったとき、友莉の中でいろんな感情が一気に噴き出したはずです。助けなければいけないという気持ちと、消えてしまえばいいという願い。その両方が同時に存在した、ほんの一瞬の揺れ。
    私は、友莉は「押していない」と感じました。
    ただ、その瞬間に「願ってしまった」ことだけは確かだった。
    その直後に、本当に美月がいなくなってしまう。

    あまりにも、自分の内側の願望に近すぎる現実。
    そのとき、人は「これは偶然だ」とは思えなくなるのではないでしょうか。
    むしろ逆に、

    「自分がやったに違いない」

    と、記憶のほうを現実に合わせてしまう。
    友莉の中で起きているのは、単なる記憶のすり替わりではなく、
    罪悪感によって固定された,ひとつの真実なのだと思います。

    れは事実かどうかではなく、
    彼女にとって逃げられない“確信”になっている。
    だから彼女は、自分を「押した人間」として生きていく。
    たとえ本当に押していなかったとしても、その可能性からは決して解放されない。
    この物語の怖さは、ここにあると思いました。
    人は、実際にしたことよりも、

    「思ってしまったこと」から逃げられない。

    特に、青春の時期は感情が強く、世界が狭い。

    だからこそ、その一瞬の願いが、人生全体を縛るほどの重さを持ってしまう。
    友莉は誰かを殺したのではなく、

    自分の中に生まれた願いと、その結果に押し潰されていく存在なのだと感じました。

    そしてそれは、とても静かで、とても残酷な物語でした。

    春風あくび

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    春風あくびさんの解釈、そのとおりでございます。
    友莉が美月を押しても押していなくても、きっと結末は変わらなかったでしょう。
    湊が何を呟いたんだって聞くシーンがありますけれど、実際は何も呟いていない。
    でもそれが、疑惑へと変化していくのもその一部なのではないかと。

    この物語を深くまで読み込んでくださって、ありがとうございます。

  • 壊れるほど、好きだったへの応援コメント

    切なくて恐ろしいお話でした(-_-;)

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    そうですね、恋愛は怖いです……

  • 壊れるほど、好きだったへの応援コメント

    なんか凄い…。

    微妙な三角関係どころじゃないですね。
    主人公の心情に思わず共感してしまいます。
    私ももしそうなったら同じ事を思ってしまいますよ。

    いったん落ちると
    人間って戻れなくなりますよね。
    それが負い目になって呪いとなる。
    恐ろしいです。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    私もですね。
    ほんっとうに恐ろしいです。
    自分を律しなければ! とは思うんですけど、抑えられないときもありますもんね。
    人生は難しい。