文体が癖になるし、場面の想像がしやすく、所々コミカルな要素が入っているのも良い。一文一文は長めかつ、説明が多いものの、私からすると読みやすい。異世界であるのに現実的で、世界観が作り込まれているのが個人的に好き。なかなか先が読めず、どのようにここから盛り上がるのか想像がつかない序盤だが、つい読んでしまう魅力がある。読み始めたばかりだが、書籍化してくれたら全巻買おうと思っている。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(346文字)
転生ものなのですが、出だしから病院の中で、死後について考えさせられました。 その中で、入ってしまった仮の体で動く中、様々な謎がこちらを読む手を引き込んで来ました。 また、一つ一つの描写が丁寧で、空気感が伝わってきます。
平穏な日常と手術室の緊張感、そして術後の「意識だけが漂う暗闇」というミステリアスな幕開けに、一気に物語の世界へ引き込まれました。淡々とした入院生活の描写が、後半の非日常的な体験をより際立たせています。