デスゲームの運営側のラブコメというのが本当に新しいですね。表では完璧な優等生、裏では人の死に恍惚とする少女。そんな彼女に心酔する男子。二人はデスゲームの運営メンバーというかなり物騒な設定ですが、主人公の少年の語りが軽妙で、危うさとおかしさを同時に楽しめます。歪んだ敬愛が好きな方には、かなり刺さるラブコメだと思います。自信をもっておすすめできる作品です!
なんて高尚なお話というよりは、人が死ぬことを愛してしまった超人的な少女を、愛してしまった少年の話。歪な設定、血なまぐさい展開。激重感情。この歪みっぷりこそが、まさにエンターテイメントですね。普通に通過してしまうだけの好きでは足りない。重苦しくて、腐敗している。溜まりすぎているから。綺麗な死なんてもってのほか。ぐちゃぐちゃに絡み合ったどす黒い何かこそ、愛なのだ。