第3話



透き通る水面

底知れぬ深淵を抱き

降り注ぐ光を 飲み込んでは

微かな虹を 織り成していく


​音もなく満ちゆく 慈しみ

指先を浸せば

確かな体温が ほどけながら 伝わる


胸の軋みも 寄る辺なき憂いも

静かに 溶かして消していく


​満たされていく 静寂の底

決して枯れることのない 命の源

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