勇者の証である聖剣がまさかの場所に宿るという設定だけで心を掴まれました。
本作はただの出落ちコメディではありません。主人公エドワードの不憫すぎるツッコミと、彼を取り巻くぶっ飛んだキャラクターたちのテンポの良い会話劇が秀逸です。
大教会での過激な誘惑をあっさりとスルーする鋼の精神力や、山賊討伐クエストと思いきやまさかのSM空間に放り込まれる超展開など、予想を裏切るギャグの連続に腹筋が崩壊します。
シリアスな王道ファンタジーの世界観を全力で逆走するような突き抜けた笑いのセンスが光っています。
日々の疲れを吹き飛ばす、極上のエンターテイメントとして完成された一作です。