異世界転生×プログラミングという組み合わせが、とても気持ちよくハマっている作品です。カイが古書から「魔術言語」を見つけ、それを詠唱ではなく仕様書・ソースコードのように読み解いていく流れが秀逸。魔法を感覚ではなく、構文、制御、リミッター、デバッグとして扱う発想にワクワクします。
さらに、魔術がうまく使えないシリルが、実は“低性能”ではなく“高性能すぎる器”だったという展開が熱い。カイが組んだロストワードによって彼女の才能が動き出す瞬間は、まさに世界の常識をハックする第一歩でした。5話の魔力暴走も不穏で、研究の楽しさと危うさが同時に出ています。
理系ファンタジー好きに刺さる一作です。ぜひ。