写真、完全記憶を持つ青年が「万能堂」の下で怪事件の真相に迫る。
ここだけ見ればただの推理小説、でもそうじゃないんです。
読み進めているとふと魔術という言葉が盤上に現れ、そこから現実の平成12年とはかけ離れたローファンタジーの世界に引きずり込まれる。
でも日常も捨てず、主人公や登場人物たち、彼らの視線の先に何が写っているのか、どんな思考を持って行動を起こすのか、どんな味、ニオイ、感触を感じているのかが明瞭かつ斬新にかなりの文章力をもって描かている。
このレビューを書くにあたって魅力を出せる限り書き出したく、かなり悶絶しました。
それだけ素晴らしい作品だと思います!