だらしないハルと、なんだかんだ世話を焼いてしまう千歳。
二人の関係性が、じんわり温かくて、読んでいて自然に頬がゆるむ作品です。
派手な事件で引っ張るというより、六畳一間の部屋、ご飯、ゲーム、会話といった日常の小さな空気で魅せるタイプの百合です。
ハルのだらしなさは困ったものなのに、どこか憎めなくて、千歳のツッコミにも優しさがにじんでいます。
文章も読みやすく、会話と地の文のテンポが軽いので、すっと読めます。
ゆるい日常百合が好きな人、世話焼きと自堕落の組み合わせが好きな人にはかなり刺さる作品だと思います。