崩壊学園配信部
白餡
プロローグ
「皆さんこんにちは、今日は何の日?事故紹介の日!
ということでこれから改めて我らが配信部のメンバーには自己紹介してもらいます」
と゛う し て こ う な っ た
ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー
「・・・では、これから三年間よろしくお願いします」
「おーい奏、部活見に行こうぜ!」
担任からの挨拶が終わり放課後になると幼馴染が早速話しかけてきた。
ここは私立崩壊学園、いつ見ても今にもつぶれそうな名前だ。
だが、名前に反して150年もの歴史がある学校で、学力は良くもなく悪くもなくといった普通の学校だ。
僕、
「はぁ、ゆっくり帰る準備くらいさせてくれよ猛」
「そしたらお前すぐ帰るだろ」
(ちっ、ばれたか)
「そそそ、そんなことないよ猛くん」
「うそつけ!中学校の時も部活入らないですぐ帰ってただろ、それに動揺が隠しきれてないぞ」
「今日はゆっくりできると思っていたのに…」
「奏、諦めろ。どうせこいつは無理やり連れて行くぞ」
猛の後ろから準備が終わった護が近づいてきた。
「護、お前も猛に捕まったか・・・!」
「いや、自分の意思だ」
「いや~、護が自分から来てくれて助かったよ。じゃないと引きずってでも連れて行かないといけないところだったよ」
「ほらな」
「わかったよ、ちらっと見たらすぐ帰るからな」
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「というわけで着いたぞ、配信部!!」
僕たちは今配信部の扉の前にいる
「たのもー!」
そういって猛は突然扉を蹴破り中に入っていった。
(はぁ...もう帰りたい...)
「「失礼しまーす...」」
護と僕は猛とは反対に静かに入った。
中にいたのはパソコンの前に座っている先生ただ一人だった。
その先生も呆然とこちらを見つめているだけで何が起こっているのか理解できていないようだった。
「どうも皆さんこんにちは、今日は何の日?入学の日!
崩壊学園配信部顧問の裏闇です」
:こんにちは
:こんにちは
:こんにちは
僕は
ここ崩壊学園で教師をしている。
「今日は僕一人なので愚痴など雑談していこうと思いまs…」
ドォン!!
:なんだ!?
:すごい音したけどどうした?
「たのもー!!」
話始めようとした時、突然そんな音とともにドアが蹴破られた。
(…は!?)
何が起きたか理解するのに手間取りしばらくフリーズし、驚きが遅れてやってきた。
内心の驚きを隠しながら、ドアを蹴破って入ってきた生徒たちに質問する。
「え、えーと、とりあえず、体験に来た生徒かな?」
「はい!」
「道場破りじゃなくて?」
「はい!」
その先生は混乱した様子で僕らに尋ね、その度に猛は元気に返事をした。
「ハァァァァ!?これから体験するって部活の扉普通蹴破る!?」
「なんで蹴破った!?」
先生は矢継ぎ早に猛に問いかけた。
「そこに扉があったから?」
それに対して猛は何か変なことしたか?とでも言うように平然と答える。
「扉は蹴破るものじゃなく開けるものだぞ!?」
「先生突っ込むところそこじゃないです」
しまった、先生が混乱していたため思わず突っ込んでしまった。
「ほかにもいたのか...。はぁ、じゃあこの部活について説明しますね」
「「よろしくお願いします」」
「この部活は簡単に言うとただ配信をするための部活です。配信は基本自由でいつしてもらっても構いません。僕もちょうど配信していたところですね、誰かに邪魔されなければね...」
先生はそういい、猛の方を睨んだ。
猛はそれに対し、何か悪いことをしたのかとでもいうようにきょとんとしている。
「はぁ...もういいですよ」
先生は呆れたようにそう言い、配信画面を見せてきた。
:やっとこっちにもどってきた
:先生が取り乱すのは久しぶりだな
「もし収益化したら、1割は部費として回収しますが、残りの9割は自分に入っていくようになっています。ちょっとしたアルバイトみたいなものですね」
:そういう仕組みなんだ
コメント欄には今でもコメントが書き込まれていることから、一定の視聴者がいるようだ。
「どうでしょうか、入部しますか?」
部についての説明がある程度終わったようで、僕らに入部するか聞いてきた。
「一旦考えy..」
「全員入ります!」
この場では決められないと思い断ろうとした僕の言葉を遮り、猛が勝手に決めた。
「では、ここに名前を書いてください」
猛は、先生に言われさらさらと全員の名前を名簿に書いていく。
「ではようこそ、我が配信部へ」
「おいぃぃぃ!何勝手に決めてんじゃ猛!」
「面白そうだからいいじゃん、それに...」
「金が稼げるってか⁉」
「そう!」
「やかましいわ!」
「そ、そうだ護はいいのか?」
そういい、救いを求めるように護の方を見る。
「まぁ、もともと僕は興味あったし入ってもいいと思うよ」
しかし、僕の思いは正面から打ち砕かれた。
「奏、諦めろって」
そういって猛は僕の肩に手を置き、それはもういい笑顔で言い放ちやがった。
「いやだーーー!」
その日、崩壊学園配信部の配信に僕の絶叫が響き渡った。
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こんにちは、こんばんは作者の白餡と申すものです。
こちらではギャグをメインに書いていきたいと思っているのでよろしくお願いします。
猛はやっと扉を蹴破ることができましたね(白目)
一応もう一つ連載中の作品のリンク張っておきますね(宣伝)
「ガチャスキルの僕は今を生きる」
https://kakuyomu.jp/works/2912051596758983609
*どちらも書きだめなどは存在していませんので不定期投稿です。
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