止まる時計塔と、百葉箱に置かれた手紙の謎から始まる探求の果てに主人公が得たものは……謎は謎のままにしておくべきか。隠しておくべき謎はあるのかもしれない。しかし時間とはその事情すら風化させてしまう。となれば隠すことの価値もまた……百年前という時間が織りなす思索の旅。それもまたミステリーの醍醐味だと思いました。