優秀な衛生兵ソフィアは、ただ冷徹なだけではない。死の淵に立たされた兵士たちを最後まで人間として生かそうしながら、数々の死を看取る。
その正義が上官の求める合理、効率と板挟みとなっても、自らを奮い立たせ治療を続ける。彼女の意志に真の強さを感じました。
残酷描写や情景描写、言うまでもなく圧巻でした。
戦争の悲惨さ、無慈悲さ。今の時代語られることが少なくなっていると思います。(はだしのゲンも学校から撤去されているんでしたっけ。)
普段ファンタジーで当たり前のように戦争を消費している私たちは、特に読むべき作品と思いました。