この物語は去年将棋大会で優勝したことですごく有名になったけれど、実は猫かぶりで内面が不安定な女子の先輩と。将棋は弱いけれど、細かい気遣いの出来る後輩の二人の物語です。
ヒロインの桂花さんは一件しゃきっとしてりりしい女の子なのだけど、実は内面は後ろ向きでおどおどしていて、そんな不安定な内面を知っているのは、後輩のナベ君だけ。
ナベ君は将棋の実力では桂花さんには届きませんが、でも彼女の秘密を知っていることで、彼女の支えになることが出来ています。
そんな二人のおりなす、ほのぼのとした日常はとても温かくて読み応えがあります。
後半にはちょっと事件もあるけれど、基本的には楽しい日常は安心して読み進められます。
表面のしっかりした部分と、ナベ君にだけみせてしまう桂花さんのダメっぷりのギャップが何とも愛らしい。
ぜひ一読してみてください。