ギルドの依頼を受け、地下墓所へ向かった。
異変の調査かと思いきや、次々と舞い込むのは問題ばかり。
問題児の少女と、気ままな聖職者。
どちらも手強く、油断ならない。
それだけではない。異変の根源には、怨念さえ潜んでいる。
危機に陥り、逃げ出すことすら叶わない。
あの二人を見捨てるわけにはいかず、戦うしかない。
異変の源は、王都の裁定にあった。
一見、筋が通っているように見えて、実は後患を残すばかり。
始末をつけられない裁定は、単なる責任の押し付け。
公正そうでいて、人々の心に怨念を生む根である。
この揺らぐ基盤を、聖職者たちが肩代わりしている。
そんな都に生きる、ひとりの冒険者。
この先の旅路は、いずこへ向かうというのか。
胸に信じる公道と正義が、揺らぐ日が来ませんように。