転生者のオタク魂と、笑えない状況の落差が楽しい
主人公は、異世界転生を夢見てきたオタク。
目覚めた先は、いかにも“ナーロッパ”な異世界。
金髪美少女、イケメン騎士、どう見ても訳ありの身分。
状況だけ見れば、転生もの好きにはたまらないはずなのに、肝心の身体は毒と呪いで瀕死。
ステータスは履歴書仕様、魔法も思ったようには使えない。
浮かれたいのに、まったく安心できない。その落差が面白いです。
主人公のオタク的な反応が楽しくて、つい次へ次へと読み進めてしまいました。
転生先の少女は何者なのか。
謎の教団は何を狙っているのか。
そして、元の世界に残した身体はどうなっているのか。
笑いながら読めるのに、先の不穏さもしっかりある作品です。