傷ついた魔獣。 見えない精霊。 そして——小さな薬師の少女、ユノ。 この物語は、“倒す”のではなく“取り戻す”物語。 黒い瘴気に侵された魔獣たちを前にしても、 ユノは剣を取らない。 精霊の力と薬草で、その奥に残る「本来の姿」を救い出そうとする。 やがてその場所には、 人も、魔獣も、精霊も、少しずつ集まってくる。 ここは、戦う場所じゃない。 逃げる場所でもない。 ——ただ、戻ってきていい場所。 やさしさが少しずつ積み重なっていく、 静かであたたかい癒やしの冒険譚。
4月15日に更新