「キャラの名前が決まらず、原稿が●(黒丸)だらけになる」
そんな書き手のリアルな悩みから、このエッセイは始まります。
著者は名前を単なるラベルではなく、物語の中で動き出して初めて見つかる「生命」のようなものだと語ります。この感覚を、最新のAIイラスト制作での試行錯誤と重ね合わせる視点がとても新鮮です。何百回やり直しても「これじゃない」とボツにするストイックさは、すべて作品への愛ゆえ。
「完璧に決めなきゃ」と悩む背中を、「物語の力を信じて」と優しく叩いてくれるような、全クリエイター必読の創作論です。