序盤の回想パートでは、秋田で養鶏を始めた男性が、ツキノワグマの被害で少しずつ人生を奪われていく過程が、希望から絶望への変化とともに丁寧に描かれています。
ただの災害話ではなく、「理不尽が人を蝕む」様子が生々しくて忘れられません。
とにかく、主人公の心情の描写が丁寧で、彼に共感しながら読み進めました。
ここから彼が熊に転生して、人を襲う展開になるようですが、壮絶な経験のすえ、熊に殺された彼が転生後、何故人間を襲おうと決意するのか、生前彼を煽ってきた動物愛護団体のお爺さんがどうお話に絡んでくるのか、それを考えるだけでワクワクします。
この回想部分だけでも一読の価値ありです。
おすすめします!