このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(186文字)
一見、普通の刑事ドラマかと思えば、ミステリーとしての内容が濃縮されていて、この手の推理ものが好きな方には堪らない作品でもあります。ひたすら地の文で攻めていても読みづらいということはなく、むしろ続きが気になる文章で、実に素晴らしい展開だと思いました。そんな本格的な物語でもありますが、一緒に捜査をする相手が実は⋯⋯という驚きの方向性で、常に飽きさせない工夫がなされています。久々に心に残る推理小説を読んだ気分です。ミステリーを読む人だけじゃなく、書く人も是非とも一読を。これはハマります。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(338文字)
相棒を失った刑事と新たな相棒が事件を追うミステリー。登場人物たちの価値観の違いが印象的で、事件の行方だけでなく、その先にあるテーマにも引き込まれます。ミステリーとしての面白さとテーマ性の両方を楽しめる作品でした。
正しさとは何なのか。相棒を失った事件の真実。新しい相棒となるアイの正体。めくるめく展開に、この物語にはもっと深い闇が存在するのでは…と思ってしまいます。続きが気になる作品です。
相棒を失った男が主人公ですけど、新任のバディが来ます。最初ギクシャクしますけど、見事な推理と捜査で事件解決します。そこで明かされる真実。驚くと共に、バディとしての正義が何処にあるのか?という命題を突きつけられた感じになります。とても興味深いお話です。
相棒を失った刑事・神谷と、感情を排した新相棒「アイ」のバディがとても印象的でした。物語の途中で明かされる「捜査行動基準法」がとてもリアルで、論理・効率優先の正しさと、人間的な直感・感情による正義の対立をしっかり描いていて引き込まれました。アイの無機質さと神谷の人間臭さの対比が今後どう変化していくのか、とても楽しみです。
おすすめします、こちらの作品。私は面白く拝読しました。タイトルに込められた意図はまだ序盤なのでつたないです。私にもこの先の展開が読めません。でも興味深い作品です。『あなたはこのお話、どこに焦点を置きますか?』と問い掛けられてるようなミステリーだと思います。