彼らはなぜ、世界のいたるところにチャイナタウンを形成しているのだろう?
赤と金。
その色がふんだんに使われる。
まるで、異世界に足を踏み入れた感覚になる。
おそらく、自分たちの文化と、食べ物が世界一だと思ってるからだろう。
架橋は、同郷の者に金を貸す習慣がある。
だからこそ、世界中に進出しているのだ。
以前、転勤していた街に、一件の中華料理店が出来た。
味が良いとの評判を聞きつけ、足を向けた。
確かに、味は絶品だった。
しかし、驚いたのは、店員の誰一人、まともに日本語が話せなかったことだ。
なんて、度胸。
だから、世界中で成功するのだろう。
このお作品。
訪れた国で、甘い香りに誘われて歩く主人公の男性。
小さなチャイナタウンに行き着く。
そこで、妖艶な小姐に出会う。
ここまでは、とても、良い雰囲気。
あやしげではあるけど。
しかし、この作者様。
さらに、あやしげな世界へ、我々をいざなう。
赤と金の色合い。
五香粉の香り。
味は良いが、油のキツい料理。
臭い酒。
チャイナタウンを思い起こさせる見事な掌編です。
ぜひ、お読みくださいませ🤗🍜✨